「ファンデーションの種類が多くてどれを選べばよいか分からない……」
「シミやくすみが気になるけど、カバーできるファンデーションはあるのかな」
このように、ファンデーション選びにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
自身に合ったファンデーションを見つけることができれば、肌のトーンを均一にし、シミやくすみも自然にカバーできます。
そこで本記事では、ファンデーションの基本的な役割やファンデーションの種類と特徴、肌質別の選び方などを解説していきます。
新しくファンデーションを探している方は、ぜひご覧ください。
ファンデーションの役割とは
ファンデーションは、肌の色を整えるためだけのものではありません。
以下の3つのような役割があります。それぞれ詳しくみていきましょう。
肌の色ムラを整え、均一な肌トーンを作る
ファンデーションの一番の役割は、肌の色ムラを整え、均一なトーンを作り出すことです。
シミやそばかす、くすみなど、肌の悩みを目立たなくして、なめらかなベースを作ることで、その後のメイクの発色がよくなります。
ただし、ファンデーションでカバーをしすぎると厚塗り感が出てしまうため、自然な仕上がりを目指すことが大切です。
肌を保護し、外的環境から守る
ファンデーションは、紫外線や大気汚染、乾燥などの外的要因から肌を保護する役割も果たします。
特に、UVカット機能があるファンデーションは、日焼け止めと併用することで紫外線から肌を守り、シミやそばかすの原因を抑えることができます。
メイクの持ちを良くする
ファンデーションは、化粧下地と組み合わせることでメイクの持ちを良くする効果があります。
例えば、汗や皮脂が気になる方は、メイク崩れを防げるようなアイテムを使うことで、長時間美しい状態を保てます。
各ファンデーションの種類と特徴
ファンデーションにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴と仕上がりがあります。
どのような種類のファンデーションを選ぶかは、肌質や求める仕上がりによって異なるため、それぞれの特徴をしっかりと理解しておくことが大切です。
ここでは、代表的なファンデーションの種類とその特徴、使い方を表にまとめています。
ファンデーションタイプ | 特徴 | 使い方 |
---|---|---|
リキッドファンデーション | 保湿力が高く、ツヤ感のある仕上がり。ほとんどの肌質に対応。 | スポンジやブラシを使って、少量を薄く伸ばし、崩れにくいベースメイクを作る。 |
パウダーファンデーション | 軽やかな仕上がりで、脂性肌に最適。マットな質感が特徴。 | オイリー部分を中心に、軽く叩くように塗布。Tゾーンのテカリを抑える。 |
クッションファンデーション | 手軽に使えて、持ち運びも便利。保湿力が高く、ナチュラルなツヤ肌を作る。 | パフでポンポンと軽く叩き込む。重ね塗りでカバー力を調整できる。 |
クリームファンデーション | カバー力が高く、乾燥肌や年齢肌に向いている。 | 少量を顔全体に薄く広げ、しっかりと肌に密着させる。 |
スティックファンデーション | 持ち運びに便利で、ピンポイントのカバーに最適。 | 直接肌に塗り、指やスポンジでなじませる。気になる部分に重ね塗りも可能。 |
ファンデーションの選び方
ファンデーションを選ぶ際には、以下の要素を考慮することが重要です。
どのように選べばよいか分からない方は、ぜひチェックしてみてください。
- 肌質で選ぶ
- カバー力と仕上がりで選ぶ
- 成分で選ぶ
- 季節に合ったものを選ぶ
- 肌の色に合った色を選ぶ
- メイク持ちで選ぶ
- ツールにもこだわる
肌質で選ぶ
自身の肌質に合ったファンデーションを選ぶことが大切です。
乾燥肌の場合は、保湿成分が配合されたリキッドファンデーションやクリームファンデーションがおすすめです。
反対に、脂性肌や混合肌の方には、余分な皮脂をコントロールし、マットな仕上がりを得られるパウダーファンデーションやスティックファンデーションを選ぶとよいでしょう。
カバー力と仕上がりで選ぶ
カバー力の違いも、ファンデーション選びでは重要なポイントです。
軽めのカバー力を求めるなら、ナチュラルな仕上がりのクッションファンデーションやパウダーファンデーションがおすすめです。シミやニキビ跡などをしっかり隠したい場合は、クリームファンデーションやリキッドファンデーションを選ぶとよいでしょう。
また、仕上がりの質感についても考慮しましょう。
マットな仕上がりを好む方には、パウダーファンデーションが理想的です。一方で、ツヤ感を重視する方には、みずみずしいクッションファンデーションやリキッドファンデーションが適しています。
成分で選ぶ
肌になるべく負担をかけないためには、ファンデーションの成分にこだわることが大切です。特に、敏感肌の方は成分にはこだわっている方も多いでしょう。
パラベンフリーやアルコールフリーなどと記載されているファンデーションを選ぶとよいでしょう。また、近年ではオーガニック成分が配合されているファンデーションも販売されていますので、ご自身の肌に合った成分のものを選びましょう。
季節に合ったものを選ぶ
季節や気候に応じて、ファンデーションを変えることも大切です。
例えば、夏場は汗や皮脂でメイクが崩れやすいので、軽めで崩れにくいパウダーファンデーションやウォータープルーフのアイテムが適しています。冬場は乾燥が気になるため、保湿力の高いリキッドファンデーションやクリームファンデーションがおすすめです。
肌の色に合った色を選ぶ
色選びも失敗しがちなポイントの一つ。
ファンデーションの色は、実際の肌の色に近いものを選ぶことが基本です。特に、首の色と顔の色が違わないように、首とフェイスラインの境目に塗ってみて、合うかどうかを確認しましょう。また、自然光で確認することも色のミスマッチを防げます。
メイク持ちで選ぶ
ファンデーションを選ぶ際には、メイク持ちも重要なポイントです。
特に、長時間の外出や仕事が多い方は、崩れにくいファンデーションを選ぶことが大切です。汗や皮脂に強いもの、ウォータープルーフ機能のあるものは、メイク崩れを防ぐための強い味方です。
また、日中何度も化粧直しをするのが面倒な方には、化粧下地やセッティングスプレーと併用することで、メイク持ちがよくなります。肌のフィット感だけでなく、ライフスタイルに合わせた持続力も考慮するとよいでしょう。
ツールにもこだわる
ファンデーションを塗るツールも、仕上がりに大きな影響を与えます。
リキッドやクリームタイプのファンデーションは、スポンジやブラシを使うことで均一に伸ばすことができ、厚塗り感を防ぎます。パウダータイプのファンデーションは、パフを使用して軽く叩き込むようにすることで、自然なマット感が出せます。
ファンデーションを使う際の注意点
ファンデーションを正しく使用するためには、以下のような注意点があります。
肌を美しく見せるファンデーションですが、使い方を間違えると逆に肌に負担をかけたり、メイク崩れをしたりする原因になってしまうことも……。
ここでは、ファンデーションを使う際に意識すべき注意点を2つ解説します。
使用期限を守る
ファンデーションには使用期限があります。
特に、リキッドやクリームタイプなどの液体状のものは、開封後の酸化や雑菌の繁殖に注意が必要です。
期限を過ぎたファンデーションを使うと、肌荒れや吹き出物の原因となる可能性があるため、定期的に見直し、適切な時期に買い替えましょう。
- リキッド:1年以内
- パウダー:2年以内
- クッション:6ヶ月〜1年以内
- クリーム:1年以内
- スティック:1年〜1年半以内
このように、ファンデーションの種類によって使用期間の目安は異なります。また、直射日光や高温多湿を避けて保管することで長持ちさせられます。
ツールを清潔に保つ
ファンデーションを塗る際に使用するスポンジやブラシなどは、清潔に保つことが大切です。
これらのツールは使用するたびに皮脂や汚れが蓄積し、細菌が繁殖しやすくなります。そのまま使い続けると、肌に不要な刺激を与え、ニキビや吹き出物の原因になります。
毎日使用するツールは1週間に1回程度洗浄し、特に敏感肌の方はこまめに清潔な状態を保つことが推奨されています。
ファンデーション選びのポイントを押さえて、美肌を手に入れよう!
ファンデーションは、肌質やライフスタイルに合ったものを選ぶことで、メイクの仕上がりがより向上します。
自身に合ったファンデーションを見つけることで、毎日のメイクがよりスムーズになり、肌が美しく見えるだけでなく、自信もアップするでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、ファンデーションを探してみてくださいね。